〇なぜ発達障害について書くのか
こんにちは。
今回から、発達障害について、文章を書きたいと思います。
少し自己紹介をさせていただくと、
私は現在、放課後等デイサービスに勤務しています。
そのため、日々、発達障害のある子どもたちと関わる機会をいただいています。
そちらの仕事では、子どもたちには、一人ひとりかけがえのない個性があることを踏まえ、
それらを尊重することを大切に支援しています。
また、私は小学校教員免許と特別支援学校教員免許も取得しています。
発達障害を含め、知的障害、肢体不自由、病弱、視覚障害、聴覚障害、
それぞれの特性と支援方法について、基本的な知識は身につけています。
しかし、知識だけでは何の役にも立たないので、
日々の実践の中で、学びを深めているところです。
また、教員免許を取得する中で実感したことは、
現役の学校の先生たちの中でさえも、
発達障害に対する理解がない方が一部いらっしゃるということです。
私はそもそも現行の日本の教育制度に違和感を抱いているのですが、
(この話は、教育史の観点から、今後少しずつ書いていくかもしれません。)
発達障害に対する知識を欠いたまま、あるいは誤解したまま、
(発達障害は怠けているだけ、など)誤った対処法を行っている例があります。
もちろん、現場の先生方のご苦労は、痛いほど理解しており、
人手不足な状況かつ、制限された環境の中にもかかわらず、
それでも子どもたちのために、日々働かれている姿を本当に尊敬しております。
しかし、発達障害に対する支援は非常に難しく、
通常の学級運営を行う能力とは、全く別の高度な知識や技術が要求されるという面があります。
発達障害のあるお子さんの教育に最も要求されるのは、一人ひとりに寄り添う力だと思います。
そのため、何よりも自分自身のために、
発達障害に対する認識や支援方法、教育理念を再確認し、自分自身に戒めるために、
これから文章を書きたいと思います。
コメント